ムーミンの絵本で出会った、ミニマリストなスナフキンの素敵な言葉
私の母が、ムーミンのファンです。
先日、遊びに行ったときに、息子に「ムーミンのふしぎ」という絵本を読んであげたところ、素敵な言葉に遭遇し、びっくりしました。
青い海の色が、手ですくうと、透明になってしまうのが不思議でたまらないムーミン。
お友だちのスニフが川で見つけた綺麗な赤い石は、乾いたらただの石ころに変わってしまいました。
色の不思議を考えるムーミン。
そして、朝焼けの海の色、月夜の海の色…いろんな海の色をビンに入れてコレクションにしたい、と考えてます。
自分の思いを、スナフキンに伝えてみると…
「ほしいとおもったら、ぼくならまず、それをとにかくじっとみるね。そして、それをたいせつにあたまのなかにしまうんだ。そうすれば、そいつはなくなったりしないし、こわれたりもしない。もちすぎておもたくなることもない」
ミニマリストの考えが、突然、絵本から飛び出してきました。
今、過去の断捨離に取り組んでいるので、とても心に響きました。
思い出は、ものに宿ってるんじゃない。心に宿ってる。
大切なシーンや、景色、思い出は、しっかりと心に刻みたい。しみじみと思いました。
そして、今をもっと大切に過ごしたい。
スマホを持つようになってから、簡単に写真を撮るようになりました。
その一方で、目の前のものを軽んじてないだろうか。
写真を撮る枚数は最小限にして、自分の目で、心で今をしっかりと見ていきたいです。